片道3000円の大回り旅行!?
旅行日:平成17年3月10日

2005年はじめての旅行ですね.まぁ,旅行というほどでも無いんですが,せっかくなので旅行記にしてみました.

今回の旅の目的は,山陽新幹線全通30周年記念の0系ひかりを撮影することです.
12月のブルトレ撮影に続いて,また撮影記になりますね….(汗)


それで今回の旅のタイトルにもなってますが,今回使用した乗車券はこれ.


新大阪から大阪までの普通の乗車券なのですが,料金を見るとおかしいですね.(笑)たった1駅なのに1430円です.

この切符はですね,新大阪から山陽新幹線を通って西明石を経由し,在来線を通って大阪までの経路の片道切符なのです.
この片道切符だと,距離が100kmを越えているので途中下車はし放題だし,しかも学割が効いて2割引になるんですよ.

チョット待って.
大都市近郊区間内のみを利用する場合は,距離が100kmを越えていても途中下車が不可だし,新幹線は平行する在来線と同じ線として扱われるので,西明石を往復すれば経路がダブるじゃないか!と思った人,少なからずいますよね.

時刻表のきっぷあれこれのページを見てみましょう.
新幹線と在来線が平行する場合は,在来線の営業キロで計算すると書いてありますね.
だから山陽新幹線は,山陽本線の距離で計算するんです.普通は.
しかし,山陽新幹線の新大阪〜西明石間には,新神戸駅という山陽本線には無い駅があります.
と言うことで時刻表にも書いていますが,この区間は山陽本線では無い別の線として営業キロを計算するんです.
よって新大阪〜(新幹線)〜西明石〜(在来線)〜大阪は経路がダブらないので片道切符が作れるんです.

さらに時刻表のきっぷあれこれの大都市近郊区間内のみをご利用になる場合の特例を見てみましょう.
そこに大阪近郊区間の路線図が書かれていましたね.
その路線図の下に,※の後に続く小さい文があります.
読んでみると…

 ※新幹線で新大阪〜西明石間をご利用になる場合は含まれません。

と書かれています.
と言うことは,山陽新幹線の新大阪〜西明石間は大都市近郊区間じゃないんです.
よってこの区間さえ通っていて距離が100kmを越えていれば,あとはどれだけ近郊区間部分を通っていても途中下車ができちゃうんです.
だから,上のような切符が作れるんです.


なんか,難しい話がグダグダと長くなりましたね.
そろそろ本題へ行きましょうか.(話が分かりにくかった方,遠慮しないで掲示板,メールなどで聞いてみて下さい.)

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