大草原を駆け抜けるモンゴル旅行
9月20日 月曜日 11日目・中国へ突入
途中で何度か停車するので,その度に目が覚めてしまいます.


完全に目が覚めたのは,朝6時半くらいだったかな. 朝起きて窓から外を眺めてみると,昨日の草原の世界とは一転,砂漠のような土だけの世界に変わっていました. この日は,太陽が見えずにどんよりとした天気でした.


そして,遅れることもなく7時10分にモンゴルと中国の国境の街のザミンウード駅に到着.20両以上の車両から一斉に乗客がが降りて行き,皆,駅前のバスやジープ,迎えの車などに乗り込んでいきました.


これがザミンウード駅の駅舎.ここから中国の街の二連までは,歩いて国境を渡ることができないので,駅前に停まっているバスかジープに乗らなければなりません.

バス  ザミンウード→二連

私はバスに乗りました.バスは満員で,ほとんどがモンゴル人. 一人,アメリカ人のおじいちゃんがいてて,これから大連までバスで行くそうだ.
バスは8時頃にザミンウード駅を出発.ただ,国境のイミグレーションがオープンするのは9時からのようで,イミグレーションの手前で1時間ほど停車していました. まわりには,イミグレーションがオープンするのを待っている車やバスでいっぱいです.

時間通り9時にイミグレーションが開き,一度バスを降りて建物の中へ.1000トゥグリクを払って,出国審査を済ませました.
そして,もう一度バスに乗り,少し離れた中国のイミグレーションの建物まで行き,そこで5元を払って中国へ入国.


やってきました中国です.さっきまでとは雰囲気が一変しました. そして,また同じバスに乗り,5分ほどで二連のバスターミナルに到着しました.

バスの中でガイドブックを読んでいると,「北京マデイクノ?」とモンゴル人の家族が日本語で話しかけてきました.
話を聞いていると,モンゴル人の家族は商人のようで,これから北京まで買い出しに行くそうです.
北京まで行くなら私たちについてきたらいいと言われたので,警戒しながらもついていくことにしました.
モンゴル人一家は二連からバスで北京まで行くらしく,私もそのバスに同乗することにしました.バスは15時過ぎに出発なので,それまでモンゴル人一家の買い物に付いて行ってみました.

二連のスーパーマーケット?雑貨屋さんです.バスターミナルからタクシーで5分くらいのところにあります.
モンゴルとの国境の近くのため,モンゴル語と中国語で書かれていて,モンゴル語も普通に通じるようでした.
ここでモンゴル人の家族は,大量に買い物してました.


その後,近くのレストランで昼食です.メニューもモンゴル語で書かれており全く読めないので,モンゴル人に訳してもらいました.
チキンの丸焼きです.これが意外と旨い.値段も100円くらいで安かった.


昼食後は,バスの出発時間まで市場をブラブラ.


ここが二連のバスターミナルの待合室.北京だけでなく,中国各地へのバスが出ています.

バス  二連15:30→北京5:30


北京行きのバスは,なんと寝台バスです.バスに乗り込むと,二段ベッドが並んでいました.こんなバス日本では見たことなく驚きましたが,意外と乗り心地は良かったです. バスは定時の15時半に二連のバスターミナルを出発しました.


バスターミナルを出発すると,すぐにモンゴルとの国境沿いを走って行きました.その後は,周りが草原ばかりの一直線の道路を走行.まだまだ中国という感じではありません.
2時間ほど走ると,トイレ休憩のため10分程停車.そのあとは,全く停まりませんでした. バスなので,動くこともできず,ずっと寝ていました.
気がつくと,21時頃で2回目の休憩.サービスエリアのようなろことでレストランもありましたが,いつ出発するか分からなかったので,お菓子だけ買ってバスに乗りました.
バスに乗った後は,いつ北京に着くのかも分からないので,ひたすら寝てました...
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