大草原を駆け抜けるモンゴル旅行
9月12日 日曜日 3日目・大草原への旅の始まり
モンゴルに来てから初めての朝は7時に起床しました.とりあえず朝食です.朝食は無料サービスで,キッチンに置いてあったパンと紅茶を頂きました.


これがゲストハウスのリビング.ここで朝ご飯を食べながら,少し韓国人のバックパッカーと談笑していました.

そしてここのゲストハウスでは,運転手とガイドを付けてモンゴル中を旅行できる様々なツアーがあり,人が集まり次第いつでも出発することができます. 一人でもツアーに行くことができますが,一人だとかなり料金が高いので,人が集めた方が割安になります. オーナーのイドレさんに私もツアーに参加したいことを伝えると,今日出発なら5日間のツアーで他にも行きたい人がいると言われました. あまり待ってても,人が集まらずに行けなかったら嫌だし,そんなに長い期間モンゴルに滞在もできないので,即了承しました.料金は5日間で350ドル.一人だと700ドルするので二人でよかったです. 10時に出発するので,それまで近くを散歩することにしました.


ゲストハウスから15分ほど歩いていくと,ウランバートル駅があります.駅に行くまでに何度か道路を渡ったのですが,ほとんど信号が無いので渡りにくい….運転も荒いので,道路を渡るのがとても怖いです. モンゴル人に真似して,道路を渡っていきました.


駅には外国では当たり前なんですが,改札が無いので,誰でもホームに入ることができます.ホームでは大きな荷物を持った人たちでたくさん. 駅は3番線までありましたが,ほとんどが駅舎とつながっている1番線を使っているようです. 駅をブラブラしてからゲストハウスへと戻りました.

ゲストハウスに戻り,10時前になると,イドレさんに一緒にツアーに参加する人たちを紹介してもらいました. もう一人の参加者は違うゲストハウスに泊まっていたポルトガル人の女性でした.とりあえず簡単な英語で自己紹介しておきました. そして,モンゴル語→英語の通訳兼ガイド,モンゴル語→日本語の通訳兼ガイド,ドライバーも紹介してもらいました.


モンゴルに来て早速ですが,これから5日間5人でこのランドクルーザーに乗って,モンゴル中をキャンプしてきます. 5日間で必要な荷物,食料,水などを車に詰め込み,10時過ぎにイドレゲストハウスを出発しました.


まずは近くのガソリンスタンドで給油です.ウランバートルを過ぎるとガソリンスタンドがほとんどないため,ポリタンクにもたくさん給油しました.


ウランバートルを過ぎると,段々と家がなくなってきて辺りは草原ばかりになってきましたよ.


さらに10分も進むとこの景色!日本ではありえない光景が見えて感動です.ウランバートルからの一本道をひたすら西へ西へと進んでいきました. この日の目的地はウランバートルから280km程離れたところ.モンゴル人のとんでもなく荒い運転で100km/hで飛ばし,先を進みました.


そして,周りの草原には動物も見えてきました.羊や牛がたくさんです.サファリパークのようにたくさんの動物を見ることができます.


さらにさらに進んでいくと,真ん中の車線も無くなり…


アスファルトで舗装された道路も無くなりました.所々でアスファルトの舗装工事をしていて,このように道もないような砂道を進んでいかなければいけません. しばらく進むと,舗装道路に戻りますが,つぎはぎだらけで砂道,舗装を進んでいきました.


道路にまで牛が出てくるので運転するのも神経を使いそうです.モンゴル人は当たり前のように運転しています. 途中トイレ休憩をして,さらに西へと進みます.


ウランバートルから150km程進んだところで,一本道から逸れて,道もない丘を登り,適当なところで停めました. どうやらここでお昼ご飯にするようです.そこには他のイドレゲストハウスのツアーの人たちもいました. その人たちはニュージーランド人の家族で,4日間のツアーらしいです.


こんな所で何を食べるのかと思っていたら,車から調理器具やカセットコンロを取り出し,ガイドの女の子が何か作り始めました.


20分くらい待っていると…,キャンプ初日の昼食はサンドイッチができました.中にはキュウリやトマト,ハムなどが入っており,マヨネーズで味付けされていました. これがモンゴルで食べる初めての食事ですが,なかなか美味しいです.というか,日本でサンドイッチを食べるのと味が変わりません. ブルーシートを敷いて,皆で囲んで食べました.日本人は私一人,ポルトガル人,モンゴル人,ニュージーランド人.まさに異文化コミュニケーションです.
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