お早うございます.朝の7時半頃のホテルの外の光景です.まだ真っ暗….
日本よりも緯度が高いので,日の出が遅いのでしょうね.
ホテルで朝食をとり,8時半ごろホテルを出発しました.この頃,ようやく外が明るくなってきたくらいです.
天気は生憎の曇りで,霧が出ていました.
パリ地下鉄14号線 クール・サンテミリオン→シャトレ
RER高速郊外鉄道B線 シャトレ・レアール→ガール・デュ・ノール
フランス旅行に来ましたが,この日は早速フランスを脱出します.行き先はフランスの北にある国,ベルギーです.
とりあえず,昨日予約しに行った国鉄のパリ北駅へと向かいました.
パリ北駅の駅舎です.古い建物で立派な造りをしています.
駅の出発案内板で乗車する列車を確認しホームへと行きました.
これが今回乗車するベルギーのブリュッセル行きタリス号です.最高速度は日本の新幹線と同じ300km/hで走りますよ.
出発までまだ少し時間があるので他の列車も撮ってみました.
タリスの横に停まっている列車は,イギリスのロンドン行きユーロスター号です.
この駅は切符を持って無くても自由にホームに入ったりできますが,イギリスは入国審査が必要なので,ユーロスターが発着するホームへは入ることができません.
行き先は忘れましたが,フランス国内線の新幹線TGVです.
韓国のKTX号のモデルがこの列車なので,結構似ている部分があります.
フランス・ベルギー国鉄 タリス9319号 パリ北駅9:25→ブリュッセル南駅10:50
飛行機の搭乗券のように長いですが,これが列車の切符です.
パリからブリュッセルまでは25歳までのユース価格で37.5ユーロ.
これが大人の普通運賃になると倍の75ユーロもします.
ユース価格万歳ですね.(笑)
鉄道の物価は日本と同じくらいの気がします.
列車に乗る前に,この切符をホームのあちらこちらにある刻印機に通さなければなりません.
通さないと車内で車掌に罰金を取られるとか….
刻印機は探さなくてもすぐに分かるのであまり気にしなくても大丈夫ですよ.
タリスの車内です.列車の色が赤色を基本としているので車内のシートも赤色でした.
座席は韓国のKTXと同じで,回転ができず,固定してある集団見合い型の配置でした.
なぜ外国はこの配置が多いのでしょうか….
これからブリュッセルまで1時間半の列車の旅の始まりです.
出発するとすぐに検札が来て,切符とパスポートのチェックを受けました.
他の乗客はパスポートチェックをしていない人もいたので,ヨーロッパ以外の人のみパスポートのチェックがいるみたいです.
パスポートにスタンプを押されることもなく,軽々フランスを脱出できました.
天気は曇りのままさらに霧もかかっていて,外は何も見えません….広大な畑が広がっているはずなのに….
列車はやがて速度を上げ,300km/hで走行を始めました.
外の景色も何も見えないし,眠くなってきてウトウトし始めていたら,急に…
雲が一気になくなりました.途端にこんなすばらしい景色が広がっています.
広大な土地の真ん中を300km/hで走り抜けていく…,日本ではまず見れない光景ですよ.
パリからブリュッセルまでノンストップ.1時間半はあっという間でした.
ちょうど大阪から名古屋に行くような感じですかね.それで国が違うのですから,ヨーロッパは面白いです.
そういえば,フランスとベルギーの国境を見かけませんでした.無かったのでしょうか….
帰りの列車の時間までブリュッセルの街を観光しましょう.
ベルギーの建物の感じは,フランスとまた少し違っているような感じがします.
言葉では表現できませんが,何かそんな感じです.(笑)
ブリュッセルの中心地までのんびり歩いていきました.
道を歩いていたら,小便小僧の像がありました.
ジュリアン君って名前がついていて,ブリュッセルの最長老市民だそうです.
小便小僧から少し歩くと,世界で一番美しい広場と称されるグラン・プラスに着きます.
この広場を取り囲むようにして,立派な建物が建っています.
これがブラバン公爵の館.コロサルという建築様式が用いられているようです.
で,次の建物は凄い.
これ,ブリュッセル市庁舎です.
15世紀に建てられた歴史的建造物です.この建物は見惚れますよ.
街を歩いていると,美味しそうなワッフル屋さんがあったので食べてみました.
写真で見ただけでも美味しそうでしょ?(笑)
ワッフルの上に砂糖をかけて,イチゴの上にジャム….
少し甘すぎる感じはありますが,ちょうどでした.
お値段は3.5ユーロ.
旅行に行くと金銭感覚が分からなくなるので,この時は高いとも思いませんでしたが,今旅行記を書いていてよく考えるとかなり高いですね.
3.5ユーロ≒530円………(爆)
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