大草原を駆け抜けるモンゴル旅行 |
列車の出発時間まであと3時間ほど.最後にゲストハウスの近くにあるガンダン寺へ行ってみました. 観光地になっているお寺なので,入館料がいります.300円くらいだったかな….中に入ると,日本や韓国,中国のお寺と同じような造りになっていました. マニ車っていうらしいです.手でクルクル回すといいことがあるらしいので,歩きながらクルクル回していきました. チベット仏教なので少し違いはありますが,こま犬もちゃんとあります.(笑) そして,建物の中には大仏さん.この大仏の周りにもマニ車があり,皆クルクル回して拝んでいたので,同じように回しながら大仏の周りを一周しました. その後,ゲストハウスに戻り,少し休憩.列車の時間が近づいてきたので,ゲストハウスを出発することにしました. 列車の出発時間の1時間ほど前にウランバートル駅に到着.ホームに行ってみると,大きな荷物を持った人でいっぱい.露店もいっぱい出ていました.私もここで列車の中で食べる食料を購入しておきました. モンゴル国鉄 276列車 ウランバートル16:30→ザミンウド7:10 出発の30分前に列車が到着しました.ウランバートル発,モンゴルと中国の国境のザミンウードまで行く寝台列車です. ザミンウードまでは14時間40分.北京まで直通の国際列車もありますが,乗り継いで行く方がはるかに安いので,この列車に乗ることにしました. ディーゼル機関車と,数えてみると後ろに客車が24輌ありました….とんでもなく長大編成です. 各車両のドアに車掌さんが立っているので,その人に切符を見せて,車内に入ります. 私の乗る車両は10号車.2等寝台で,4人用のコンパートメントになっています. 同じ部屋にはモンゴル人のおばちゃんが乗ってきて,2人で使うことになりました. 列車は16時半ぴったりにウランバートル駅を出発.ゆっくり,ゆっくりと動き始めました.15分くらいで次の駅に停車し,ここでも人がいっぱい乗ってきました. 次の駅を出発してしばらくすると,車掌がやってきました.切符を到着まで預かるようなので,切符を渡しました. そして,飲み物のサービスなのか,ミルクティーを入れてくれました.いや,サービスだと思っていたんですが,サービスじゃなかったです…. 車掌に「お金,お金」みたいなことを言われたので,同じ部屋のモンゴル人のおばちゃんも払っていたので,仕方無く同じように払いました. 1600トゥグリクでした.まぁ,200円くらいなので,いいですけどね. 出発から1時間も経つと,もう草原しかない世界です.大きなカーブを描きながら,70km/hくらいののんびりした速度で,中国との国境に向って走っていきます. 暇になってきたので,列車の一番後ろまで行ってみました.後ろにもまだ13輌つないでいるので,結構な距離があります…. 後ろの車両には5輌ほどが同じ2等寝台のコンパートメントで,それより後ろの8輌は,3等の3段寝台になっていました. 客車の一番後ろから眺める景色もなかなか綺麗です.線路と草原以外には何もありません. 日が沈むのが遅く,19時くらいに太陽が草原の奥に沈んで行きました.お昼から景色を眺めたり,ずっとのんびり過ごしてきましたが,これも飽きてきました.(笑) やることが無くなった時は,とりあえずご飯です.ウランバートルの露店で買っておいたカップラーメンを食べることに…. お湯は各車両の端っこに給湯機がついているので便利です.中国のカップ麺ですが,ごく普通の味でした.不味くもなく,特別美味しいというわけでもありません.まぁ.50円だしね. 夕食後は,特にすることも無いので,日記だけ書いて早めに寝ました. 寝ようとしたんですが,隙間風が入ってきて,とんでもなく寒い….服を着こんで,ダウンジャケットで朝までしのいでいました…. |
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