大草原を駆け抜けるモンゴル旅行

昼食後,少し辺りを散歩してみましたが,見事に何もないです.こんな所で一人取り残されたら,マジで遭難しそうです.


片付けた後は再び出発です.相変わらず何もない草原の中の道路をひたすら西へ進みました.


所々でこのように動物が道路を渡っています.モンゴル人のドライバーはいつもやっているかのようにクラクションを鳴らして,動物を避けて突破していきました.


この景色が昼前から延々と続いています…. お昼から2時間ほど走ると,一本道の道路から逸れて,道もないような砂利道を進んでいきました.どうやらもうすぐ今日泊るところに着くようです.

道路から逸れて走ること10分…


本日の宿です.見ての通りゲル.周りは他に何もありません.車を降りると,ゲルに住んでいる人たちに歓迎されました.ここのゲルのいくつかは,ツアーの旅行客に貸しているみたいです.




そして,これがゲルの内部.真中に薪ストーブが置いてあり,端にベッドが4〜5つ置いています.ガイドさんにゲルの歴史や作り方,中での過ごし方などを一通り教わりました.



外には一頭の馬が飼われていました.ウランバートルなどの都市部を除いて,モンゴルではこれが当たり前.



これは何だか分かりますか?

トイレです.この中には砂を深くまで掘り返していて,この中で用を足すようです. ただ,臭いとハエであまり中でやる気が起こりません. 男は外でしている人が多かったので,私も大も小も外でしました.(笑)


夕方からは,ここのゲルで飼っているラクダに乗ることができました.ラクダになんて乗るのは初めてなんですが,ラクダはおとなしいのでこのように小さい子供でも簡単に乗ることができます.


私も乗ってみました.座っているときはそれほど高く感じなかったのですが,立ち上がると結構な高さ.


現地の人に連れられて,のんびりと砂漠のようなところを歩いていきました.


30分ほどラクダに乗り,砂漠のような場所に着きました.なんていうか…鳥取砂丘の比じゃないですね.(笑)


しばらく休憩していると,あたりは段々と暗くなってきました.ただ,この明るさで19時30分です.この時期のモンゴルの日の入りは遅いみたいで,20時前に太陽が沈みました.
また,30分ほどラクダに乗ってゲルへ戻りました.

ゲルへ戻ると,モンゴルに来て初めての夕食です.ラクダに乗っている間に,ガイドの人たちが作ってくれていました.


キャンプ初日の夕食は,ジャガイモと人参,ピーマンなどを炒めた野菜炒めとご飯.味付けは少し塩辛いですが,別に不味くはなく,日本で食べるような味と変わりませんでした.モンゴルの食事も私には合うのかもしれません.

夕食後22時頃から,モンゴル人のガイドの人たちがちょっと買い物に行くそうなので,私も着いていきました.ちょっと買い物に行くのが,片道1時間ほど走ったんですが….(笑)

で,帰りです.


砂漠にタイヤをとられて,スタックしました.モンゴルでは日常茶飯事なのか,石を拾いタイヤにかまして,皆で車を押しました.

キャンプ初日は,何もかもが初めての体験ばかりで終わりました.ちなみに,風呂もシャワーもゲルにはないので,女の子も皆そのまま寝ました.
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